ドイツで我が子が待機児童に!?

幼稚園

4月、私の育休があけるまで4ヶ月を切ったくらいに市から一通の手紙が。

「ご希望の幼稚園は定員がいっぱいのため、オタクのお子さんの受け入れはできません。」

という内容が記されていた。

が〜ん・・・

3つ希望書いて一つも通らずか。。。

ここで、私がした手続きを紹介します。
(ノルトライン・ヴェストファーレン州 ヴッパタール市の場合)

申請

子供が生まれたらすぐに市の担当の課に

「子供を保育施設に預けたいです。」

という申請ができます。

生まれる前は受け付けてもらえません。

正確な出生日が必要だからです。

すると、申請用紙と市内の幼稚園一覧表がもらえます。

そこには、市が認可している幼稚園が郵便番号順に書いてあります。
(幼稚園の経営母体の種類については、こちら→Kita – ドイツの幼稚園・保育園をご覧ください)

市に申請できるのは、その中から市が経営する幼稚園3つまでです。

他の経営母体の幼稚園に関しては、自分で幼稚園に問合せ&申請することになります。

余談ですが、市の経営する幼稚園には名前がありません。

なので、希望欄には住所を書くのみです。
最初は、どういうことか分からず、インターネットで住所を入れて幼稚園を検索して園の名前を探したりしました(苦笑)

待つ・市立以外の幼稚園も申請

私は娘が1歳になったら職場復帰するつもりでした。

ドイツの幼稚園は8月から始まるので、その新年度が始まる月に合わせて8月から希望を出していました。

市立の幼稚園以外は1歳児の受け入れはなかったので、近所の他の経営母体を持つ幼稚園2つに2歳からの入園希望を出しておきました。

ヴッパタール市では、9月くらいに1日だけ「幼稚園の見学日」があり、その日に市の認可するほぼ全ての幼稚園をアポ無しで見学することができます。

その見学会で申請用紙をもらえるので、その場で書いて出したり、家に持って帰って記入して後日郵送してもOK。

そして4月。

幼稚園が始まる4ヶ月前。

「空きがありません」

と市から手紙が。。。

・・・

待機児童になっちゃった!?

・・・

手紙の下に、

「市が認定している保育ママの一覧表と他の幼稚園の空き情報をメールで送ることができますよ。」

とあったので、メールで連絡すると、まだ定員の空きがある幼稚園と保育ママのの一覧表が送られてきました。

他の幼稚園にアポを取って見学に行く

う〜ん・・・

一覧表とグーグルマップとにらめっこしながら幼稚園を探すも、

自分と旦那の通勤経路からアクセスしやすいところと思うとなかなかない。。。

なんとか一つだけピックアップして電話し、見学に行くことに。

プロテスタント系の幼稚園で、綺麗だし、特に親がすることもなさそうで良さそうなんだけど・・・

やっぱり遠い!!!

一度幼稚園が決まってしまうと、基本的には就学前までその幼稚園に通うことになるそうで、

うーん、五年間はきつい。。。

ということで、他の可能性を当たってみることにしました。

保育ママを探す

保育ママは自営業扱いで、個人で子供を預かってくれる人なのですが、市の認可のところに預ければ、幼稚園に払う金額と同じ保育料で子供を預けることができます。
(幼稚園の料金についてはこちらを参照してください)

市からもらった一覧表には、

保育ママの名前、住所、電話番号、保育時間が書いてあるだけで、あとは条件の合いそうなところをピックアップして、自分で電話をして見学のアポをとります。

施設は、

  • 自宅の一部を使って保育を行っている
  • マンションの一部屋を借りて保育施設にしている
  • 二人の保育ママが共同で小さな保育施設を経営

など、形態は様々です。

また、保育時間や食費・その他の費用も各自違います。

見学時にいろいろ話をして、雰囲気や条件を見ていきます。

契約

ここ!と思うところが見つかったら、契約書にサインして終了。

我が家はなんとか近くに保育ママが見つかって、希望の月から子供を預ける運びとなりました。

これでホッと一段落。。。。

  

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