日本は4月ですが、ドイツの学校の新年度は9月始まり。
小学校入学の年齢は、その年の9月までに6歳であること。
9月生まれの子は、その年かその次の年か入学の年を選択することができます。
私が住んでいる、ノルトライン・ヴェストファーレン州の一都市の小学校入学手続きの流れを一例として書くと、
申し込み日の約一年前に市から手紙でお知らせが来る
「あなたのお子さんは」2023年9月に小学校入学ですよ。
入学申し込みは2022年9月を予定しています。
それ以前は受付ません。
詳細は来年連絡します。」
という内容が書面できます。
2022年7月末
市から郵送で
- 小学校一覧表
- オープンキャンパスの日程(8月末〜9月第1・2週目)と時間の一覧表
- 申し込み用紙(2枚)
入学手続きをする日は9月19〜21日の三日間で一律。
学校との事前予約が必要です。
必要書類は・・・
という内容のお知らせがきます。


まだ学校を決めていなければ、上の一覧表から学校を選ぶことになります。。。。
結構多い!
そして地域ごとではなく、学校の形態ごとに分かれていて、その中で住所のアルファベット順にならんでいるという。。。
(学校の形態とは、カトリック系・プロテスタント系・無宗教系・全日制)
さがすの大変!
この手間を省くには、事前に入学させたい小学校を決めておくことですね。。。
できれば、第一志望と第二志望の2つ。
手紙の中にも書いてあるのですが、
住んでいるところによって一応行く小学校の席は確保されていますが、それ以外の学校を選ぶのであれば、第二志望を書く必要がある
とあります。
ただ、どこがあなたの学区の小学校ですよ、
というのは明記されていないので、知りたい場合は市の担当者に問い合わせる必要があります。
学校一覧表の学校名の隣に『GL』と書いてあるところは、下の注釈に
Grundschulen, die Gemeinsames Lernen anbieten
とありますが、これは直訳すると
共同学習を提供する小学校
という意味になります。
私が見学した学校の一つがたまたまこのスタイルでしたが、その小学校では、
先生1人が30人近くの生徒に向けて授業をするのではなく、1クラスに4人の先生がいて、生徒たちは小さなグループに別れて、それぞれがプリントやタブレット、その他の学習教材を使って自分のペースで勉強する、というものでした。
廊下で一人で寝転んで勉強している子も。
廊下にも机がいくつかあり、そこで勉強している子たちもいて、一人の先生がその廊下で勉強している4〜6人の生徒をみていました。
また、1年生と2年生は学年でクラスが分けられておらず混合。
個々の学習能力に合わせて、2年間じっくり勉強を進めて行くスタイルのようです。
希望の小学校を決めたら、オープンキャンパスの日程をチェック。

表を見ると、単にオープンキャンパスなのか、それとも説明会なのか、授業参観ができるのかなど、学校によって提供することも時間帯も違います。
学校見学に行く(8月末〜9月上旬)
“Tag der offenen Tür”
は、「オープンキャンパス」にあたる言葉ですが、
私が見学に行った3つのうち2つは、単に校門が開いており、先生も警備員も誰もいないので、勝手に入って先生らしき人に
「学校見学に来たのですが・・・」
と伝えると、
「好きに見て回ってください」
と言われ、授業風景、学校施設を勝手に見て周り、質問があればその辺にいる先生に聞く、という感じ。
一校は、校門を入ると警備員がいて、先生が引率して学校施設を案内してくれました。
どの学校も、書いてはありませんが、子供も連れて行ってOKでした。
申し込み日を予約する
入学手続きするには、指定された3日間のうちで日にちと時間を予約します。
予約方法も学校によって違い、電話もしくはホームページ内でオンライン予約、学校説明会の時に予約できるなど様々。
ただし、申し込みできるのは一校のみです。
申し込み日
その日は必要書類と子供を連れて学校にいきます。
子供を連れて行くと、廊下に机があり、
親は職員と書類の確認をしている間、子供は紙を一枚もらい、机に用意してある色鉛筆を使って自分の似顔絵を描くように言われ、
用紙には名前も書くところがあって、
「あなたのファーストネームを書けたら書いてね。書かなくてもいいよ。」と言われました。
書類がそろい、似顔絵も書き終わった頃にまた別の職員がきて、
子供のみを連れて別室へ。
そこで、何やら質問をされたり、遊びベースでちょっとしたテストをしていた模様。
終了後、
「全体的には素晴らしいです。しいて就学前にするなら、数の練習をしてください。」
とだけ言われた。
後で娘に、「何してたの?」と聞いても、
「何歳か聞かれた。」
ぐらいしか言ってくれなかったので、詳細は不明。
その前の説明会でも、校長先生から、就学前に家庭でして欲しいこととして、
「お手伝いをさせてください」
とおっしゃっていました。
「日常生活のことを自分でできることが、学校生活導入をスムーズにするのに一番助けになる」
との趣旨でした。
入学受け入れ確定のお知らせ
年明け、市から
「Aufnahmebestätigung」の手紙が届きました。
希望の小学校が入学可能であること、
入学の日にちが記されています。
ちなみに、もし、第一希望の学校が定員オーバーで受け入れてもらえない場合は、11月くらいにお知らせがくるそうです。
小学校入学説明会
3月末に
「4月13日に小学校入学にあたって、説明会があります。」
というお知らせがきて、指定の時間に学校へ。
多目的ルームのような広い教室に通され、
まず、Postmappeと子供の名前の書いてある、赤いファイルを渡され、それを中心に会は進行。
- 入学日の流れ
- 学校生活のタイムスケジュール
- 学校からの要望
- 質問タイム

1時間程度で終了。
子供を連れてきてもよく、説明会の間は学校併設の学童で小学生達と一緒に遊んでいても良し、親と一緒に説明会を聞いていても良し、と自由な感じでした。
このファイルには他に、小学校で必要な物リストが入っており、その詳しい内容は↓をご覧ください。
小学校入学前検査
子供が6歳になる1〜2ヶ月前に市から保健所での検査に来るようにという手紙がきます。
これも小学校に入学するために「義務」として受けなければならないもの。
詳しくはこちら↓をご覧ください。
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