専門実技
- 足の測定と石工型採取技術
- アッパー・ラスト制作
- フットベット制作
- 整形靴の作成と評価
- 内底靴制作
- フットケア
専門理論
- 解剖学、生理学および生体力学的基礎
- 臨床整形外科
- 整形外科的治療と医療補助品
- 整形靴の値段の算出と構造図
- 健康保険の規定に基づく整形靴の請求金額計算と注文処理
- 運営管理
- 品質管理
- 材料学
- 医療プロダクト法
- 医療フットケア
以上がマイスター試験に関連する講義になります。
以下学校によって異なりますが、オプション的に外部から人がきて行われるセミナーがあります。
証明書が発行されるセミナー
- 安全靴
- 糖尿病
- サポーター、装具、圧迫ストッキング
これらの証明書は健康保険に支払い請求する際に必要になり、セミナーは個別で受けることが可能です。
その他セミナー
- 最新の技術とマテリアルのプレゼンテーション
- 背中の3D計測
- 接着剤
- 革
マイスター学校では習わないけれど、お店でよく必要とされる知識
- 各種知覚連動インサート
- トレッドミルによる歩行分析・電子足圧測定・歩行/走行のビデオ分析
マイスター学校で習うけれど、実際行うことがない(稀)
- アッパー制作
- フットケア
アッパー制作やフットケアに関しては専門に行う人がいるので、仕事をする上で正しい知識が必要になりますが、実際に使うことはない、ということが多いです。
実際仕事で使うには実習時間が短すぎて使い物にならない、というのが現実と感じます。
マイスター試験合格後、何に重点を置いて働くかによって、経験を積むこと、勉強することが変わってきます。
これらの学校ではマイスターコースの他に年間を通して様々なコースが開設されているので、必要に応じて受けていけば良いと思います。
マイスターコースを始める前にアッパーやラスト制作の経験が全くなくて心配な人は事前にそれらのワークショップを受講する人もいます。
私はアッパー制作に関してはマイスターコース前に合計3週間のインターンをアッパー制作工房でさせてもらいました。
実際仕事でアッパーを作ったことは数える程しかありませんが、
マイスター学校で習うよりも勉強になるのでおすすめです。
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