市からの手紙
6歳の誕生日前に市から手紙がきて、
『市の保健所で
法律で義務付けられている就学前検診
を行いますので、保健所のこの部屋に、この日時にきてください。』
日にちと時間はすでに指定されていて、さらに
『この検診なしではお子さんは小学校に入学することはできません。』
その下には、
『・・・故意または過失により入学試験の予約を欠席した場合、州の学校法により行政犯罪にあたり、5000ユーロまでの罰金が科せられる可能性があります。』
と書かれています。。。
予約の日時が合わない場合は電話かメールにて変更可能。
病気の場合も要連絡。
その他持ち物は、
検査内容
指定された日時・場所へ行って、廊下で待っていると部屋から検査員の方が出てきて、部屋に親子で通されました。
(受付場所などはなし。すべてのドアは閉まっているので、ノックして来た旨を伝えても良いですが必要はありませんでした。)
子供は検査員と向かい合って机の前に座り、最初に検査員に、
子供はバイリンガル かどうか、家で何語で話しているか、など質問されがあと、親は後ろの少し離れたところから見守る感じで検査スタート。
- 紙に自分の名前を書く(書けたらでよい)
- 上にあるトラックの絵と同じ絵を下に描く
- 悲しい顔を丸で囲む
- 20までの数や数字を数える
- カードの中にあるボールの数を短い時間で数える
- 絵の赤と青のボールがどちらが多いか答える
- アルファベット『E』の横線がどちらを向いているか答える ー視力検査ー
- (機械を使って)ぼかした絵が何か当てたり、ボールが門のどこにあるか当てる(だんだん絵はシャープになる)
- ヘッドホンを装着し、『ぴー』と音が聞こえたら手元のボタンを押す ー聴覚検査ー
ここまで終わったら退出し、他の部屋へ案内されました。
そこにはお医者さんがいて、またさらに検査が続きます。
- 二つの絵や図形の仲間を当てる
- 間違い探し
- カードを見て、その単語の単数形・複数形を言う
- カードに赤い丸があり、それがどこにあるのかを言う(上・下・中・方向・飛び越えるetc.)
- ドイツ語でも何語でもないでたらめな単語を先生が言い、それを復唱する
- 片足跳び
- 反復横跳び
- 触診・聴診器検査
以上は私が記録したもので、実際にはもっとたくさんの検査があったと思います。
(何に関しての検査だったかは後からもらう文書に記されていました↓)
これらが終わると、お医者さんの所見が述べられ、その場で文書でもらいました。
この手紙は学校に送られ、入学時に学校からチェックが入るそうです。
(視力の問題であれば、メガネをかけているか、など。
実際には何も聞かれませんでしたが。。)
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